決して汚いお話ではありませんが、
『便通』がテーマですので、
気になる方はお食事の時間を避けて
お読みいただければと思います。(^-^)
突然ですが・・・、
特別思い当たることがないのに、
長い期間便秘が続いたり、
便がゆるくなって
困った経験はありませんか?
最近、原因が分からない便秘や下痢に悩む人が
増えているそうです。
実は、この便秘や下痢などの便通のトラブルは、
自律神経の働きが深く関係しています。
そして、この便通のトラブルによる自律神経の変調が、
なんと男性活力にマイナスの影響をもたらすことを
あなたはご存知でしょうか・・・?
以前に、
人間には「交感神経」と「副交感神経」という
二つの自律神経があるというお話をしましたよね。
それぞれ、「交感神経」は
プレッシャーやストレスを感じている時に働き、
「副交感神経」は心や身体が落ち着いている時に働く、
という特徴があります。
一般的に「便秘」というものは、
時間に追われた忙しい日々を過ごしたり、
長いデスクワークで同じ姿勢を取り続けて
運動不足になった時などに起こりやすい
と言われています。
これらの誘因が交感神経を働かせ、
それによって体内の消化管機能が低下することで
便秘が引き起こされているのです。
一方、「下痢」が起こりやすいのは、
精神的なことで極度に緊張したり、
身体を冷やした時。( ̄~ ̄;)
下痢の原因となる緊張や身体の冷えも
交感神経を活発に働かせます。
つまり、二つの自律神経の内、
交感神経の働きが活発になると
便秘や下痢などの症状が起こりやすくなるわけです。
実は、健康的な排泄行為自体は、
本来、副交感神経の働きによる反応なのですが、
便秘や下痢といった排泄障害に関しては、
消化管機能が正常に働いておらず、交感神経が
活発になってしまっていることを示しています。
そして、この交感神経が活発に働いている状態こそが、
男性活力にとって大きなダメージとなるのです…
なぜかというと、男性の下半身は、
交感神経とは相反する立場の
「副交感神経」が活発に働き、
心身ともにリラックスした状態の時に、
頼もしい男性パワーが発揮される仕組みに
なっているからです。
したがって、交感神経の働きにより
便秘や下痢が頻発されれば、それは活力の低下にも
繋がってしまうことになります。
交感神経と副交感神経、この二つの自律神経の働きは
なかなか自分の感情でコントロールできるものでは
ありません。
ですが、便通によって身体の状態を
把握できれば、疲れ気味の時には
睡眠を増やして疲労回復に努めたり、
緊張やプレッシャーで
ストレスが溜まっている時には
音楽鑑賞や運動をしてストレスを発散するなどして、
交感神経を抑え、副交感神経を優位に働かせることが
可能となります。(^-^)
あなたの今後の活力維持のためにも、
ぜひ、日々の便通をチェックしてみることを
お薦めします。
■【参考資料】「活力維持の秘訣は『食べ方』にある?」
■【参考資料】「朝、元気が萎える原因は何?」
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◆◆今日のポイント◆◆
下半身の元気の発揮を促すには
「副交感神経」の働きが重要。
しかし、緊張やストレスによって便秘や下痢が
引き起こされる時は、反対の「交感神経」が
活発に働いている。
自身の便通状況から身体の健康状態を把握して、
日々の活力維持に役立てよう。
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